来院時のお悩み

今回は、右側のお尻周辺の痛みをきっかけに来院された方の施術例をご紹介します。

今回で5回目の施術となりました。

当初は右のお尻周辺の痛みが気になっていましたが、継続して施術を受けるなかで、ご本人からは痛みが以前ほど気にならなくなってきたというお話がありました。

ただし、痛みが落ち着いてきたからといって、体の状態がすべて整ったとは限りません。

直接触れることで確認できる仙骨の状態

当院では、毎回の施術前に、背骨や仙骨の状態を手で直接確認しています。

今回も仙骨を触診すると、左方向への斜転が確認されました。

実は、この仙骨の左斜転は初回から継続して確認されている特徴です。

当院が施術の考え方として取り入れている「神経牽引理論」では、仙骨や背骨の位置関係が神経への負担に関係する可能性を考えます。

今回も、仙骨の左斜転と右臀部の症状との関連を考えながら、体の状態を確認しました。

ただし、触診で確認した仙骨の傾きだけで、痛みの原因や神経が実際に引っ張られていることを断定できるわけではありません。

施術後の仙骨の変化

今回も仙骨の状態に合わせて施術を行いました。

施術後に再度触診すると、施術前に確認された左斜転は触診上、解消された状態になっていました。

このように、施術前と施術後の状態を確認することを、当院では大切にしています。

しかし、ここで一つ課題があります。

それは、大臀筋の筋力です。

体を支える大臀筋の筋力も大切に

今回の方は、お尻にある大臀筋の筋力低下も確認されました。

大臀筋は、立ち上がる、歩く、階段を上るといった動作で働く大切な筋肉です。また、股関節や骨盤周辺の安定にも関わっています。

そのため、施術で体の状態を整えることに加えて、筋肉の働きを高めることも必要だと考えました。

今回は、ご自宅でも時間を作って筋力トレーニングに取り組んでいただくようお話しし、実際に運動方法をお見せしながら説明しました。

仙骨の傾きの再発を筋トレだけで防げると断言はできませんが、骨盤周辺を支える筋力を養うことは、日常動作の安定につながります。

院長の考察|痛みが落ち着いてからも大切なこと

今回、あらためて感じたのは、痛みの変化と体の機能を分けて確認する大切さです。

ご本人の痛みは以前ほど気にならなくなっています。

一方で、仙骨の左斜転は毎回の検査で確認され、大臀筋の筋力にも課題が残っていました。

当院では、痛みだけを見るのではなく、仙骨や背骨の状態、関節の動き、筋力などを総合的に確認しながら施術を進めています。

そして、施術を受けるだけで終わるのではなく、ご自身でも体を支えられるようになることを目指しています。

施術とセルフケアの両方を大切にする。

それが背骨整体院 堀内の考え方です。

同じようなお尻の痛みや体の不調でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

※施術による変化には個人差があります。痛みやしびれが続く場合は、医療機関での確認もしてください。

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